マルクス主義
高橋和巳『邪宗門』は1965~1966年に連載・出版された作品である。高橋和巳というと全共闘・学生運動とのつながりが強調されるが、これは女性解放運動が本格化していく時代とも重なっている。第二派フェミニズムの契機の一つとされるベティ・フリーダン『新…
今回は、前回触れた何春蕤「左翼からクィアへ:米国同性愛運動のクィア化」を読んでみる。 なお、原題は〈從左翼到酷異:美國同性戀運動的酷兒化〉である。ちなみに「酷異」も「酷兒」も「queer」の翻訳のはずだが、なぜタイトルで二種の訳語が同時に使われ…
前回まで、ペトラス・リュー『二つの中国におけるクィア・マルクス主義』の第一章を紹介してきた。 Petrus Liu, (2015) “Queer Marxism in Two Chinas”, Durham, North Carolina: Duke University Press, https://www.dukeupress.edu/queer-marxism-in-two-c…
前回の記事で、ペトラス・リュー『二つの中国におけるクィア・マルクス主義』の第一章を紹介した。 Petrus Liu, (2015) “Queer Marxism in Two Chinas”, Durham, North Carolina: Duke University Press, https://www.dukeupress.edu/queer-marxism-in-two-c…
先日、「Holly Lewis "The Politics of Everybody: Feminism, Queer Theory, and Marxism at the Intersection" ~クィア・マルクス主義への招待」と題した記事を書いた。今回は、これに関連して、ペトラス・リューの『二つの中国におけるクィア・マルクス主…
先々週の記事で紹介したホリー・ルイス『The Politics of Everybody: Feminism, Queer Theory, and Marxism at the Intersection』について、もう少し深く考えていきたいので、関連する論考を読んでみる。今回は、浅川雅己「マルクスにおけるジェンダーと家…
最近、友人の山村一夏さんに勧めてもらったのをきっかけに、クィア・マルクス主義についての書籍を読んでいます。(以下、本書の和訳と本記事の修正において、山村さんの力をめちゃめちゃ大きく借りていることを最初に断っておきます。まことにありがとうご…
⚠この記事には、センシティブな内容が含まれています(自死への言及)⚠ 現在、北沢恒彦についての展示会が京都工芸繊維大学にて行われている。私は北沢のことは全く見聞きしたことが無かったのだが、友人が強く勧めてくれたので、一緒に観に行ってきた。 www…