達而録

中国学を志す学生達の備忘録。毎週火曜日更新。

魏晋南北朝

大形徹「王弼の『論語釈疑』」―論文読書会vol.11

※論文読書会については「我々の活動について」を参照。 ※本論文はオンライン上で公開されています。 大形徹「王弼の『論語釈疑』:『老子』の思想で解釈した『論語』」(大阪府立大学人文学会『人文学論集』1986, 4, p.1-15) 【要約】 本論文は、魏の王弼に…

「顔真卿展」に行ってきました。

先日、東京国立博物館の「顔真卿展」に行ってまいりました。 ganshinkei.jp 展示期間の終了も残り一週間少々に迫っておりますが、これから行く方の参考になればと思い、つらつらと書いてみます。 大前提、いつ行っても混雑しています。中国人ばかりという声…

大坊眞伸「『禮記子本疏義』と『禮記正義』との比較研究」―論文読書会vol.10

※「論文読書会」については「我々の活動について」を参照。 ※本論文はオンライン上で公開されています。 大坊眞伸「『禮記子本疏義』と『禮記正義』との比較研究」(『大東文化大学漢学会誌』43号, p.79-110) 【先行研究(本論文の注より)】・鈴木由次郎「…

影山輝國「皇侃と科段説―『論語義疏』を中心に―」―論文読書会vol.9

※論文読書会については、「我々の活動について」を参照。 影山輝國「皇侃と科段説―『論語義疏』を中心に―」(『斯文』122, 2013, p.1~14) 【先行研究】 ・喬秀岩『義疏学衰亡史論』(白峰社、2001) 南北朝から隋唐にかけての義疏学(特に皇侃から劉炫・劉…

『世説新語』小噺

難解な記事が続いたので、たまには短くゆるく書いてみます。 『世説新語』には俗っぽい話が多く、「その気持ち分かる!」と思わず共感してしまうエピソードに時折ぶつかります。折角ですので、少し紹介してみます。 本日は、学者としても武人としても名高い…

吉川忠夫「孝と佛教」―論文読書会vol.2

※論文読書会については「我々の活動について」を参照。今回は内容が難しく、誤解している箇所がありそう。 ※本論文はオンライン上で公開されています。 吉川忠夫「孝と佛教」(麥谷邦夫『中国中世社会と宗教』同気社、2002) 【先行研究】吉川忠夫「中國にお…