北京・天津旅行の第三回。中哲ブロガーらしく、国家図書館に行ってきましたので、そのレポートです。
①国家図書館
イマイチな写真しかありませんでしたが、北館・南館に分かれていて、非常に規模の大きい図書館です。水など荷物は持ち込めるものが少ないので、ロッカーに預けておきましょう。
中はとにかく広く、勉強用のスペースもふんだんに設けられています。カメラを持ち込んでいないので写真はありません。
本を借りられるわけでもないのに国家図書館を訪れた理由は、国家図書館の「読者卡」(読者カード)を作りたかったからです。
これがあると、国家図書館でオンライン公開されている古籍の数々を見ることができるようになります。便利な時代になったものです。パスポートを見せ、書類を一枚書けば発行してくれます。窓口の方がとても親切でした。
以下、「続きを読む」に入れておきます。
②国家典籍博物館
さて、南館のすぐ横には、国家典籍博物館があります。
中哲専攻の我々にとっては、ここで展示中の「中華伝統文化典籍保護伝承大展」が本当に素晴らしかったです。いったい何種類の宋版、敦煌写本を見たことでしょう? さらに、清代、民国の蔵書家についての整理や、現代の修復事業、影印本出版事業についても言及がなされていて、マニア受けする内容になっていました。
ちなみに、中国の博物館はどこも基本的に無料です。
国家図書館近辺の雰囲気。左下に見える青いところが、地下鉄国家図書館駅です。
③北平図書館跡地
全く違う場所にある、北平図書館跡地にも後日足を延ばしてみました。今は、国家図書館の分館として、さまざまな作業が行われている場所だそうです。
威風のある姿が印象的です。