タイトルが「最近読んだ本」ではなく「最近読んでいる本」なのは、少し時間が空いた時にゆっくり読んでいるだけで、きちんと読み通したわけではないからです。
どの本も心からおススメできる本には違いありませんが、読了できていないので、簡単に説明するだけにしておきます。
- 栗林輝夫『荊冠の神学―被差別部落解放とキリスト教』(新教出版社、1991)
日本におけるキリスト教と被差別部落の関わり、そしてそこから、日本の神学が果たしうる意義を論じていく本。みんなで読みたい本。 - 国立歴史民俗博物館『新書版 性差の日本史』(インターナショナル新書、2021)
私が読んだのは図録版ですが、その新書版が出ました。やはり新書で手軽に読めるのは素晴らしいですね。 - 上野修『スピノザの世界』(講談社現代新書、2005)
感動的なほど分かりやすい本です。自分の研究対象をこれだけ分かりやすく伝えられる人は、世の中に何人いるのでしょうか。 - アーザル・ナフィーシー『テヘランでロリータを読む』(河出文庫、2021、市川恵里訳)
イラン革命吹き荒れる中、秘密裏に読書会を開いていた女性たちの話。勉学へのやる気が湧いてくる本です。
(棋客)