達而録

ある中国古典研究者が忘れたくないことを書くブログ。毎週火曜日更新。

日記(2026.1.23-2026.2.1)

 最近の出来事。日記。トピック別。

◆『いやはや熱海くん』

 先日遊びに来た友達が、『いやはや熱海くん』という漫画が大好きで、貸してくれたので、あらためて読み直した。

熱海くんは学年イチの美形で、惚れっぽくて、男の人が好き。

「僕の顔が良いばっかりに……」

毎日のように女子に告白される高校生の熱海くん。
でも、彼が好きになるのは男の人でーー。

ナチュラルな台詞が持ち味の新鋭・田沼朝が描く、
モテる男子のままならぬ恋物語
描き下ろし漫画も収録の第1巻!

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 好きとは何か、それを相手に伝えるとはどういうことか、恋愛とは何か、大事にするとは何か、付き合うとは何か……。何気ない日常の中で、他者と自分の距離感を大切にしながら、自然とそういう問いかけにいく物語が巧みで、引き込まれる。

 友達の解説で気が付いたけれど、シンプルな線画で印象的な場面を演出するのもすごく上手い。

 高校の頃に読みたかったな。色んな人の心に寄り添ってくれる漫画だと思う。

 

◆『光るだけしかない機械』

 おいし水さんの新作ゲームが出ていて、PCで無料で遊べるとのことで、やってみた。

oissisui.itch.io

 おいし水さんのゲームは、以前「ファミレスを享受せよ」をプレイしたことがある(→ゲーム「ファミレスを享受せよ」がめっちゃよかった! - 達而録

 そちらでも書いたけど、おいし水さんのゲームの根底には、「対話」するとはどういうことか、また「他者にはたらきかける」とはどういうことか、といったことに対する繊細なこだわりが見えると思う。舞台装置やちょっとしたギミックが明確な意志をもってデザインされており、その結果、プレイする自分とPCとその周囲が、丸ごとゲームの世界に入り込んでいるような感覚を与えてくれる。

 戦争と兵士の話であり、クィアなゲームであり、この現代社会で不自由に生きるあなたのためのゲームだ、と思う。

 あまりに良かったので、上の友達にも勧めた。その結果、一つの部屋で、私が『いやはや熱海くん』を読みつつ、友達が『光るだけしかない機械』をプレイするという、素敵な時間が誕生した。楽しかった。

 

衆議院選挙

 自民と維新が掲げる国会議員の定数削減は年間40億円の削減とされているが、今回の選挙には700億かかるらしい。色々な重要法案が審議入りし始めた段階での解散でもあり、きっと膨大な事務手続きもまた一からになるのだろう。

 どこに投票するかという話だけど、最低限(もうめちゃめちゃ最低限の最低限)、せめてこれぐらいはたくさんの人と共有したいし、きっとできるはずだと思っている。(という見通しはもちろん甘くて、実際にはこれだけでもなかなか共有できないのだけど。)

  1. 同性婚制度の実現
  2. 選択的夫婦別姓の実現
  3. 企業献金の規制
  4. 排外主義への反対
  5. 逆進性の強い税制への反対・減税(特に消費税・インボイス
  6. 非核三原則の堅持
  7. 増加し続けている防衛費の抑制

 以上の政策は、左翼とか右翼とか中道とか、そういうの関係なく、「そりゃあそうでしょ」と言えるものだと勝手に思っているのだが、これら①~⑦の全てを留保なく「賛成」と言い切ってくれる政党は、実は少ない。(以下は現状の目安。時期によって若干の差がある。)

  • 自民→①②③④⑦は×。⑤⑥は△。
  • 維新→①に賛成。⑤⑥は△。②③④⑦は×。
  • 中道→①②③④⑤⑥に賛成。⑦は△。
  • 国民民主→②③⑤⑥に賛成。①は△。④⑦は×。
  • 参政→③⑤に賛成。①②④⑥⑦は×。
  • 共産→①②③④⑤⑥⑦に賛成。
  • 社民→①②③④⑤⑥⑦に賛成。
  • れいわ→①②③④⑤⑥⑦に賛成。
  • チームみらい→②⑥に賛成。①④は△。③⑤⑦は×。

 小選挙区ではこれらの中でマシなところを選ぶ。むろん、同じ党でも候補者によってブレがあるので、そこら辺はもう少し調べる必要がある。比例なら、①~⑦の全部に賛成している党のうちどれかに入れる。

 細かく言えば、⑤に賛成でも、医療費・高額療養費の負担増加を提案していれば、実質的には生活者の負担増なのであまり意味はなく、超富裕層への課税(年収が億単位)がセットにして始めて「逆進性」が解決される、となる。が、ひとまず細かいことは置いて、分かりやすく消費税・インボイスに絞って書いた。

 

◆面接

 非常勤講師の面接に行ってきた。学会や面接のときは、ちょっとカジュアルな服で行くようにしている。スーツを持っていないからというのもあるし、そういうのを許容してくれる場所かどうか確かめるにはこれが一番手っ取り早いから、というのもある。

 ちょっとした服装で、規範を破るということをやっていきたい。

 

(棋客)