達而録

中国学を志す学生達の備忘録。毎週火曜日更新。

北京・天津旅行⑦―万里の長城

 北京・天津旅行レポの第七回。お待ちかねの万里の長城です。

 一口に万里の長城と言っても色々な場所があるのですが、今回は最もメジャーな八達嶺長城に行ってきました。北京市街地から三時間ほど。バス、電車のどちらでもそれほど時間は変わりません。

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 私は電車で行きましたが、駅から登山口まで3km近く歩きます。途中で保安検査を通過した後、ここがチケット売り場です。真ん中が入場口で、両脇が売り場。

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 いざ出発!

 北側と南側の二種類の進路があります。写真は北側を撮ったもの。基本的に北側の方が人気で人が多いので、私は南へと進むことにしました。

 以下、「続きを読む」からどうぞ。

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 こんな感じで登っていきます。結構きついです。別にゴールがある訳ではなく進めばどこまでも続いていくものですから、時間を見ながら、満足したところで引き返すことになります。

 登れば登るほど、眺望も良くなっていきます。

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 南側に登って、北側を撮影しています。

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 好天に恵まれ、とても心地の良い観光になりました。

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 周囲は見渡す限りの大自然。絶景です。

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 これはお気に入りの一枚。疲れましたが、行って良かったです。なお、登山口手前には博物館などもありますが、今回は入っていません。

 さて、八達嶺長城までは、私は地下鉄13号線「霍营駅」から、北京市郊外鉄道S2線「黄土店駅」へと行き、そこで「延慶」行きに乗りました。北京中心地からは片道10元、150円程で行けてしまいます。

 このS2線は最近完成した路線で、とても綺麗です。

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 新幹線並みに綺麗で、片道6元は格安。ただ、とにかく山を登る路線ですから、速度は遅いです(その分、途中で通過する居庸関長城を少しだけ眺めることができます)。また、往復の便数が少ないので、発着時間は要チェック!