達而録

中国学を志す学生達の備忘録。毎週火曜日更新。

北京・天津旅行⑧―雍和宮・孔子廟・国子監跡

 北京・天津旅行レポ、第八回。10日間も行っているので、なかなか終わりが見えてきません。徐々に文章が減っている感じもありますが、気にしないでください…。

 今回は、どれも近隣にあってセットで観光しやすい和宮孔子廟・国子監跡をご紹介。

①雍和宮

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 康熙帝が、幼い頃の雍正帝の居所として建築した雍和宮。その後、寺院(チベット仏教)として用いられています。今回の訪問中でも、僧侶の格好をした方を見掛けました。

 

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 色鮮やかな装飾に、いかにも「清朝」という雰囲気を感じられますね。個人的には、今回の旅行の中で、最も清朝的雰囲気が感じられた場所だったかもしれません。

 

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 左からモンゴル文字チベット文字、漢字、満州文字

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 寺院らしい光景。

 

孔子廟・国子監跡

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 すぐ隣に、孔子廟と国子監跡があります。同じ場所にあり、共通の入場口です。

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 元代・明代・清代の進士題名碑。有名人を見つけようとしましたが難しかったです。

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 乾隆石経。きれいに残っているものです。

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 我らが「大学」の冒頭部分です。

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 孔子廟の中にある展示室の中に、東アジア各国への「孔子」の影響が述べられていました。もちろん、日本も手厚く取り扱われています。