以前、こんな記事を書きました。
この記事は書き殴りでしたので、少し備忘のために追加しておきます。
-
13階の17号室(東洋学関係の物置部屋)
とてつもなく有用。さまざまなデータベースが分類されてまとめてあります。「やたがらすナビ」さんに比べて、東洋学に特化しているのが便利です。 -
Jigen.net - 漢字と古典の総合サイト
現在一般的に使われず、データで入力しにくい文字がある場合、ここで調べるとだいたい出てきます。「部品」にチェックを入れて、その漢字のパーツを入力する方法がおススメです。 -
韻典網
ある漢字について、中古音・上古音などを調べることができます。使い勝手がいいです。 -
篇韻データベース
特に上古音系の韻の検索で、「韻典網」よりも生データに近いところや、考証学の研究史的な面から調べられるところが魅力です。このうち「諸家詩経韻読」について、製作者の鈴木慎吾先生の解説があります→古漢語音韻データベース「諸家詩経韻読」の構築 | CiNii Research。 - 蔵書印DB簡易検索画面
版本等を見ていて分からない蔵書印があった場合に、とりあえず調べてみると、面白いことが分かる場合があります。似たサービスに「印記資料庫」があります。 -
歷史文字資料庫統合檢索系統
抄本や簡牘の字を読む際、異体字や略字などに苦しむことがよくあるのですが、このサイトで調べるとある文字のさまざまな書き方の実例が出てくるので、とても便利です。
ちなみに、前の記事の挙げたサイトの中には、また数年のうちに使えなくなってしまったサービスや、URLが変更されているサービス(人名權威-人物傳記資料庫)などもあります。オンライン上のデータベースは便利なものですが、突然使えなくなることがあるのは困りものです。
(棋客)