ここ最近は、週に一回ぐらいのペースでWikipediaの執筆に携わることができています。最近執筆した記事と、その時に私が使った参考文献をメモしておきます。
- 何春蕤 - Wikipedia(翻訳+加筆)
- 台湾のフェミニズム - Wikipedia(翻訳+加筆)
- 丸川哲史『台湾、ポストコロニアルの身体』青土社、2000年。
- 洪郁如『近代台湾女性史 : 日本の植民統治と「新女性」の誕生』勁草書房、2001年。
- 黄齡萱「台湾女性運動の軌跡 : 売春児童保護運動から「妓権」労働運動へ」『技術マネジメント研究』第6巻、横浜国立大学技術マネジメント研究学会、2007年。
- 台湾女性史入門編纂委員会 編『台湾女性史入門』人文書院、2008年。
- 洪郁如「フェミニズム運動,政党,キャンパス : 近現代台湾政治と女性」『言語文化』第52巻、一橋大学語学研究室、2016年。
- 福永玄弥「台湾におけるフェミニズム的性解放運動の展開」、福永玄弥「「LGBTフレンドリーな台湾」の誕生」(『ジェンダーとセクシュアリティで見る東アジア』勁草書房、2017年)
- 洪郁如『誰の日本時代 : ジェンダー・階層・帝国の台湾史』法政大学出版局、2021年。
- 鈴木賢『台湾同性婚法の誕生 : アジアLGBTQ+燈台への歴程 (みち)』日本評論社、2022年。
- 福永玄弥 著「冷戦体制と軍事化されたマスキュリニティ――台湾と韓国の徴兵制を事例に」、小浜正子, 板橋暁子 編『東アジアの家族とセクシュアリティ : 規範と逸脱』京都大学学術出版会、2022年
- 福永玄弥 著「Column アジアにおけるクィア・スタディーズの発展とその背景―台湾の事例から」、菊地夏野, 堀江有里, 飯野由里子 編『クィア・スタディーズをひらく 結婚,家族,労働』晃洋書房、2022年
- 欧陽珊珊 著「残酷児」、菊地夏野, 堀江有里, 飯野由里子 編『クィア・スタディーズをひらく 健康/病,障害,身体』晃洋書房、2023年。
- イスタンブール・プライド・マーチ - Wikipedia
- (参考文献も英語記事の翻訳を使用)
- アル・カウス - Wikipedia(翻訳+加筆)
- ピンクウォッシング (LGBT) - Wikipedia(加筆)
- 礼記子本疏義 - Wikipedia
こうして並べて見ると、案外たくさん本を読んでいるんだなという気持ちになりますね。特に何春蕤さん、福永玄弥さん、欧陽珊珊さん、保井啓志さんの論考は読みごたえがありました。おすすめです。
(棋客)