大学・研究環境
以下の声明に署名しました。(誰でも、メールアドレスさえあれば署名できますので、ぜひお願いします。一分で終わります) www.change.org ◆ 私たちの要求 SPRING制度における生活費支給からの「外国人排除」を撤回してください。 国籍(、在留資格)や出自…
前回、研究するための環境面について振り返りを書きました。今回は、研究内容について、どの時期にどういうことをやっていたか書いていきます。なんとなくアドバイスっぽいことも書いていきます。専門的な内容になりますが、中国古典分野の研究をしたい人な…
先日、博士課程を終えて、博士号申請論文を提出しました。タイトルの通り、文学部で院進したブログ著者の修士課程~博士課程の7年間を、まずは研究環境の面から振り返ります。中に書かれている情報は古いものが多いと思うので、ご注意ください。 もともと、…
京都大学学術出版会からは、「プリミエ・コレクション」というシリーズが継続的に出版されています。このシリーズは、若手研究者の初の単著を出版することが多く、上質な研究書を多く世に送り出していることで知られています。本ブログで紹介したことがある…
前回の最後で述べた「安心」と「安全」の違いについて、考えたことを書く。まずは、東大パレスチナ連帯キャンプの「セイファーテント」の声明文の全文を以下に転載する(https://www.instagram.com/ut4palestine/p/C7nsn8HB4rD/?locale=de-DE&img_index=1 よ…
最近、「弁護士 師子角允彬のブログ」をよく読んでいます。弁護士の方がさまざまな判例を紹介しているブログなのですが、大学に関わる事例が多くて勉強になります。 たとえば、「非常勤講師」で検索をかけるとこういった記事が出てきます。 厳格に成績評価を…
いま、東京大の駒場キャンパスにて、パレスチナ連帯キャンプが行われています(私も少しだけ手伝いをしています)。そのキャンプから出された要求書が以下です。 【要求書】 (1/2) 本日5/6、東京大学に要求書を提出しました。 #utokyo4palestine #TKYU4pales…
一か月ほどブログをお休みしている間に、色々と動きがありましたので、共有しておきます。吉田寮のことについては、これまで本ブログでもたびたび言及してきました→吉田寮 カテゴリーの記事一覧 - 達而録 以下、資料を列挙する形式で書いていきます。 2019年…
先週、参院本会議にて、国立大学法人法の改正案が可決されました。大雑把な経緯や改正案の内容については、この改正案に対する反対署名を集めているサイトに詳しいです。→オンライン署名 · 大学の自治に死刑を宣告する国立大学法人法「改正」案の廃案を求め…
本ブログでは、たびたび京都大学吉田寮の存続に関する話題を取り上げてきました。 京大吉田寮について - 達而録 明日、吉田寮の集会があります - 達而録 近況 - 達而録 先日、吉田寮の存続を訴えるための署名サイトが始まったとのことですので、この場を借り…
一般に、研究を続けていくにあたっては、奨学金や研究費を確保するのはとても大切なことです(もともとお金に困っていない人はその限りではありませんが)。最近は雇用が不安定になる中で、物価上昇に比して最低時給はさほど上がらないという状況も相まって…
今日は、最近のできごとやニュースを書いてみます。漢文とはあまり関係がないですが、どれも私と個人的に関わりのあるものです。 ①田中圭太郎『ルポ 大学崩壊』 (ちくま新書) の出版 いま、全国各地の大学で起こっているさまざまな問題について、綿密な取材…
今日の記事は宣伝です。 中の人の一人が吉田寮の存続活動に協力していることについては、過去何度か記事にしてきました。 京大吉田寮について - 達而録 最近のできごと - 達而録 さて、明日、11月2日、吉田寮自治会主催の学内シンポジウムが開催されます。 1…
本ブログの中の人の一人は、縁があって、最近、京都大学の「吉田寮」の存続活動に携わっています。 そもそも「吉田寮って何?」という方は、吉田寮紹介パンフレットの電子版があるので、ちらっと読んでみてください。 www.pamphlet.yoshidaryo.org Twitterも…
今日は、竹ノ内静雄『先知先哲』(一九九二、新潮社)から、戦中の小島祐馬の活躍ぶりを学ぶことにいたしましょう。本書は、吉川幸次郎・田中美知太郎・小島祐馬といった学者の回想録になっており、他にも面白いこぼれ話が多数記載されています。 ここで紹介…
先日、二度目の緊急事態宣言が行われました。 対面授業が再開したり休止したり、テストだけ対面で行ったりやっぱり中止にしたり、何かと振り回されている学生の身としては、自分の大学の学長・総長が学生に対してどんなメッセージを発しているのか、というの…
ここ1~2年の間、ネット上の中国学界隈で、色々と新しい企画が始動しています。私が直接見知った人が行っているものだけでも、このようなものがあります。 ・東洋史の院生botさん:「宮崎市定『科挙』を読む会」等の読書会。・中国史史料研究会さん:学会…
一年ほど前の話になりますが、京都大学文学研究科中国哲学史研究室の発行する学術雑誌『中国思想史研究』が、京都大学学術情報リポジトリ「KURENAI」にてオンライン上で公開されました。(現時点では未公開の論文もかなり多いです。特に古いもの。) リポジ…
ブログを進めるにあたって、記事のもととなる我々の普段の活動について一括で説明しておいた方が何かと便利が良いので、ここに書いておきます。当たり前ですが、メンバー全員が同じ活動をしているわけではありません。 このページは適宜更新します。 1.演…